先日、アカチャンホンポ(株式会社赤ちゃん本舗)が2017年赤ちゃん命名・お名前ランキングを発表しました。
全国のアカチャンホンポに登録された8万3千件という日本最大級のデータを基に集計されたもので、
今年人気のあった名前をランキング形式で知ることが出来ます。
今回はそんなランキングの中から女の子の名前に注目し、今年人気だった名前の傾向などをご紹介します。
目次
2017年人気の女の子お名前ランキング!
子供ができると一番はじめに頭を悩ませるのが名前ではないでしょうか。
一度つけると子供はその名前と一生生きていくわけですから、子供の名付けで悩むママパパは多いと思います。
今年の赤ちゃんのお名前ランキングを見ていくと共に、傾向についても探っていきたいと思います。
2017年 赤ちゃん命名・お名前ランキング 女の子編
左から、名前・読み方・昨年順位となっています。
- 結衣 ゆい 4位
- 陽葵 ひまり 10位
- 凜 りん 11位
- 咲良 さくら 6位
- 結菜 ゆうな 3位
- 葵 あおい 1位
- 陽菜 ひな 8位
- 莉子 りこ 12位
- 芽依 めい 13位
- 結愛 ゆあ 2位
- 凛 りん 5位
- さくら 7位
- 結月 ゆづき 15位
- あかり 14位
- 楓 かえで 19位
- 紬 つむぎ 24位
- 美月 みつき 20位
- 杏 あん 9位
- 澪 みお 28位
- 心春 ここは 26位
結衣がついに1位に
女の子の名前は実は2016年まで「葵」が4年連続首位という結果でした。
しかし今年は上位が大きく変動し「結衣」が首位に!
4連覇中だった「葵」は6位という結果になりました。
他にに大きく順位を伸ばした名前は「陽葵」10位→2位、「凜」11位→3位のふたつです。
結衣の人気はあの大人気女優にあった?
女の子の第1位を見事活躍した「結衣」ですが、大人気女優「新垣結衣さん」が大きく関係しているのではないかと思います。
昨年日本を一斉風靡した恋ダンスを生み出したTBSの大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」や、
2017年7月から放送し、これまた大ヒットとなったフジテレビのドラマ「コード・ブルー」にも出演されている新垣結衣さんの活躍により結衣と名づけたパパママが非常に多かったのではないでしょうか。
ちなみに、前回の「コード・ブルー」放映年(2010年)の首位も「結衣」で、それ以来7年ぶりに首位に返り咲きました。
今年の名付け傾向とは
名付けには年によって様々な流行や傾向が存在します。
そこで今年の名付けの傾向を考察していきたいと思います。
「ゆ」ではじまる名前の人気が高い!
今回は女の子のランキングを紹介していますが、
実は男女共に「ゆ」から始まる名前の人気がとても高い結果が出ています。
女の子のトップ20の中にも「ゆい、ゆうな、ゆあ、ゆづき」と4つもランクインしています。
自然を感じる漢字の人気が高い
女の子の名前には、昔に比べて自然を感じる漢字が多くなってきている傾向があります。
今年は「菜」「花」「莉」「咲」「芽」「桜」など草花の美しく愛らしいイメージがある漢字が多くランクインしています。
やはりこういった漢字からは優しさやしなやかさを感じることが出来るため人気なのではないでしょうか。
語尾が「○○な」で終わる名前の人気がスゴい
今年のトップ20にも「ゆうな・ひな」とランクインしている「な」で終わる名前ですが実はとても人気なんです。
2007年以降の女の子の名前の読み方の語尾を調べたところ、
「な」で終わる名前が10年以上ずっとトップだということがわかりました。
やはり名前の語尾が「な」で終わると非常に女の子らしい綺麗な名前になる事からこの人気になっているのだと思います。
愛情をこめた名前のプレゼントを
いかがでしたでしょうか。
その年の名前のランキングを見るとその年の流行や傾向が見えてきますね。
名前を付けるという事はとても大きな責任がついてきますが、
今後生まれてくる愛するわが子を想像しながら名前を考えるのはとっても楽しい時間ですよね。
音から漢字を決めたり、思い入れのある漢字を使って名前を決めたりと、
名前のつけ方は非常にたくさんあると思います。
ランキングを参考にして名前を付けるのも良いですし、逆に他にはあまりない名前を付けてあげるのもいいかもしれません。
けれどやっぱり一番大切なのは子供の事を思ってパパママが愛をこめた名前を付けてあげることだと思います。
将来子供に名前の由来を聞かれたときにその名前にこめられた思いをしっかりと伝えることの出来るよう、愛情たっぷりの名前をプレゼントしてあげてくださいね。