よーた
このシリーズは半年間育休を取得したボクが育休を取得するまでの道のりをまとめていくものです。
今回はボクが育休を取ろうと思ったきっかけから、会社に育児休業を取得したいと伝えた時の事までを詳しく書いていこうと思います。
目次 [hide]
育休を取ろうと思ったきっかけ
まず初めにボクは育休を取るなんてことを子供ができてからも考えたこともありませんでした。
もちろん取れるという事はなんとなくは知っていましたが、
お金の事もわからなかったですし何よりそんな事したらもうこの会社ではうまくやっていけないんじゃないかという恐怖がありました。
そんなボクですがあることをきっかけに育休取得へと進みました。
妻の病気がわかった
元々ちょっとおかしいな~と思うことが何回もあってその度病院には行っていたのですが、結局よくわからないまま時間が過ぎていきました。
しかし、出産の入院の際にまた症状が出たため担当の先生に診ていただいたら、
やっぱりちょっと変だね~との事で、その分野の専門の先生を紹介していただき後日その病院へと行きました。
すると数万人に1人くらいにしかならない特殊な病気だということがわかったのです。
命に関わるとかいうレベルではないのですが、今後継続して通院する必要があるという事でした。
通院中娘をどうするのか
僕らはお互い実家が地方にあり身近に娘を預けられるところなどもなく、
何より娘が生まれてすぐにそういった事になってしまったためどうしようか悩みました。
妻の通院は平日に週3回以上は行う必要があったため、ボクが娘をその間面倒を見ようと決めました。
仕事は休職かな?いや、やめなきゃダメかな?とか考えていました。
男性の育休についてのページを発見した
そんな時色々ネットで調べていると男性の育休についてまとめているページを目にしました。
そこには育児休業を取得できること、育休中は給付金がもらえることなど丁寧に書いてありボクはすぐにこれしかない!と思いました。
妻にも伝え、お金の計算も自分で出来るところまで行いこれならやっていけると確信したボクは会社に伝えることにしました。
育休中にもらえる育児休業給付金の金額については下記に詳しく掲載しています。
【実際に計算してみた】育児休業給付金は実際いくらもらえるの?今の手取りと比較検証!
育休を取得したい事を伝えてみた
当時の上司について
まず伝えておきたいのは、
当時のボクの直属の上司(Tさん)は会社でもトップクラスの出世頭の方でとっても人間的にも尊敬できるすばらしい方でした。
Tさんはうちの部署のトップにもしっかりと事情を伝えてくれ、人事のほうにもすばやく今後の流れを確認してくれました。
ボクはTさんのおかげでスムーズに育休取得まで進める事が出来たと言っても過言ではありません。本当に感謝しています。
育休を取得したいと上司に伝えたときの反応
育休取得を決めたボクは上にも書いた当時の上司のTさんにその旨を伝えました。
もちろん育休は全ての人に与えられた権利なので取得可能なのですが、やはり理由は聞かれました。
まぁしかしこれはしょうがないことだと思います。
よーた
上司
こうなるのが理想の形ではあると思いますがまだまだ今の世の中ではそうもいかないと納得しなければいけない部分もありますよね。
すんなり取得に向けて話が進んだ
事情も説明し、すんなり取得に向けてこれからどうするのかという話に進んでいきました。
ボクとしてはもっとめんどくさーい事になるのかと思っていたので良い意味で拍子抜けした感じです。
ただ、実際はトントン進める事はできなかったのです。
なぜなら・・・
育休について誰も知らなかった
うちの部署は男性はおろか女性ですらも近年育休取得者がいなかったため、育休の制度の詳細すら知ってる人がいなかったのです。
まぁ実際ボクもそんな説明受けた事もないですし、うちの会社にどんな制度があるのかすら知らなかったので周りもまったく一緒だったのでしょう。
しかしTさんがすぐに人事に掛け合ってくれ、数日後には制度の詳細をボクを含め説明を聞く事ができ次の段階へと進む事ができました。
初期段階で大切だと思ったこと
直属の上司を味方につけるという事
今回のボクの場合は家庭の特殊な事情があったため普通よりある程度話が早く進んだという事もありますが、
やはり上司が育休を取得するという事に対して理解がないと大変だと思いました。
そもそも育休が権利だという事を知らない世代も多いので、
そんな人に育休取得の事を伝えても「男が何言ってるんだ!」と一蹴されてしまう事もあるかもしれません。
もちろん勘違いしないで欲しいのは、育休取得は却下する事は出来ない為、理解がなくても取得する事は可能です。
しかし、周りの理解も得られないまま権利だと強く主張し、
わだかまりができたまま育休を無理やり取得するのは育休後に会社に戻る事も考えると避けたいですよね。
なので初期段階でしっかりと直属の上司とコミュニケーションを図り味方につけるのが大切だと思いました。
会社は縦社会なのでボク→上司→上司の上司(部署のトップ)のように話が進んでいく事が多いです。
その為、直属の上司の人にはしっかりと自分の考えを伝え、理解してもらえる部分まで理解してもらい次の段階に進んでもらうのが一番だと思います。
制度について自分がしっかり理解をする
やはり、育児休業という制度について自らが始めにしっかりと理解をした上で会社に伝えるようにしましょう。
恥ずかしながらボクは色々調べたつもりでしたが、わからない事もたくさんありました。
幸いな事にうちの会社の人事にはスペシャリストのような方がいたので育休までスムーズに進みましたが、会社によってはそうじゃない事もあるかもしれません。
その為自分が制度についてしっかり理解をし、会社独自の育児休業についての規約等も確認しておきましょう。
ボクが救われた上司の言葉
最後にこれを伝えさせてください。
うちの会社では男性の育休取得者も過去おらず、自分が抜けることでたくさんの人に迷惑をかけてしまうのではないかと思っていました。
また、そんなに長く休んだら戻ってきたときに周りの人たちと上手くやっていけないんじゃないかという心配もありました。
そんな事を会話の中で上司のTさんに伝えたとき、Tさんは笑顔でボクにこう言いました。
確かに前例がないとか言われてるし、よーた君も不安かもしれない。
けど、長い長い社会人人生のたった1年程度休んだ事で今後上手く働けなくなったり、キャリアに傷がつくとか言うような会社だったらすぐやめたほうがいいよ。
少なくともうちの会社はそんな会社じゃないと僕も思ってるし、育休中も復帰後も僕を初め周りはしっかりサポートするつもりだよ。
しかもよーた君がいなくたって全然問題ないよ!突然誰かやめたって結局は何とかなってるでしょ?
だからよーた君はそんな事気にせず、休んでる期間はしっかりと家族を守ってあげて。
そして目処がついて復帰したときには、うちの会社で初めての育休取得者としてパイオニアになって今後につなげていってよ。
この言葉で一気に心が楽になった事を今でも覚えています。
こんなに理解のある上司で本当にボクは恵まれていたと思いますが、実際このとおりだと思います。
何十年も続く社会人人生の中の1年や2年休んだって、微々たる物だと思います。
ただ、その1年や2年は自分の人生にとっては本当にかけがえのない期間となります。
育児休業という選択を初めから排除することなく、しっかりと子供が生まれたらどうするか考えてみてください。
次回は育休取得が決定してからの同僚たちの反応を書いていきたいと思います。
よーた